親田辛味大根
親田辛味大根
下條村親田地区で栽培される地大根です。
蕪のような扁平の球形で、肉質は緻密、水分が少ないので貯蔵性に優れています。 一般に大根と呼ばれる青首大根に比べ、辛味成分イソチオシアネートを4倍近く含んでいます。
もっぱらおろし大根として食されますが、薬味としてそばや焼き魚、餅、焼肉、天ぷら等に添えられます。 中でもそばとの相性は抜群です。
親田辛味大根の味は、ただ辛いだけでなく、大根特有の甘味を残し、地元では「あまからぴん」と表現されています。 起源は不明ですが、江戸時代正徳年間(1713年頃)に尾張徳川家に献上された記録が残っています。
直径6~9cm程度、重量200~250g程度のものが良質とされています。 白と赤の色があり、白い方を「ごくらくがらみ」、赤い方を「とやねがらみ」として品種登録がされています。
親田辛味大根は、「信州の伝統野菜」に登録されています。
出荷時期 冬の出荷が中心で、春は少なくなります。
お問い合せ
親田辛味大根生産組合 TEL:090‐3092‐0447 までお問い合せください。